ゲージ(ギター弦)の種類と選び方

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ギター弦の種類と張り替え方

◆ゲージ(弦の種類)と特長◆


ゲージ
とは”ギターの弦の別名称”です。ギターの種類によっても材質の違いがあったり、また同じものでも色んな種類があるので基本的なものを覚えておきましょう
(※図はアコギの弦です)

いきなりですが、ギターを購入されたばかりの方はすぐに張り替える必要はないと思われます。というのは、楽器店で新しいものにしてありますからおそらく大丈夫でしょう。

〜弦の交換時期・寿命は!?〜

ギターを弾いていくと、次第に弦の音の伸び(サスティンと言います)がなくなってきたり、弦の色ツヤがなくなり、サビ(酸化)付いていたりしたら張り替えの時期と思っていいと思います。

古い状態が通常となってしまうと、良い状態というのがわからなくなってしまうので、小まめに替えたいところ・・・。

個人差はありますが、毎日弾く方で1ヶ月に1回くらいは交換したいものです。(実質的に2か月に1回というケースも多々見られますが)

ギターにとって弦は消耗品です。経済的なことも考えると、そうそう高いものばかりは購入していられませんが、最近ではネット通販でかなりの割引価格になっているので、チェックしてみると良いでしょう。

〜弦の張り替え方・巻き数・向きについて〜

また、弦の張り方に関しては、HPでも述べておりますが、最初のうちは買ったばかりの弦の状態(巻き数や向きなど)をキチンと記憶・記録しておくと便利です(写メールで撮っておくなどして)。

そして古くなったはずしながら”こんな風に巻くといいんだぁ”という具合に学んでおくと良いでしょう。詳しくはこちらのページでも記述してあります)

弦を選ぶ上で何より大事なのは”使い心地”、その指先のタッチに敏感になれるくらいの感性をまず養うことで上達が早くなりますので、ゲージには充分な配慮が必要です。


◆どんなゲージ・弦がいいの?◆

昔はミディアムゲージ(アコースティックでもエレキでも)が主流でしたが、お店で売られているギターのほとんどが現在は”ライトゲージ”という種類のものを市販のギターに張ってあります。簡単にご説明しますと”メディアムよりライトの方がやわらかい弦”ということになりますので、初心者にとってはいい傾向かも知れません。

何といっても”その分簡単に押さえられるようになる”のですから。

ですので、最初に張り替える時にも”ライトゲージ”をオススメします。メーカーによって固さが若干異なりますが、
ブランドで言うとアコースティックならもしくはマーチン(Martin)、エレキならアーニーボール(ERNIE BALL)あたりが無難だと思いますし、私もそれを使っています。(※クラシックギターやスパニッシュギターあたりでしたら”ダダリオ”やハナバッハをお勧めします)


★一流ギタリストも推奨する4つのポイント★

これだけは欠かせないという、4つのポイントをご紹介します。これは多くのギタリストがギター弦選びにおいて共通している点でもあります。

◎ギターとの相性
「あのアーティストと同じ弦だから・・・」という安心感もあるかも知れませんし、私も基準の一つとして考えています。ただ、ギターによって音色は当然異なりますよね。

◎チューニングバランス
「演奏している最中にチューニングが変わってしまう」、「チューニングが安定しない」ということはないでしょうか?そういった場合、弦の張り方か弦そのものに原因があります。

◎フィーリング
これはギター選びと同様です。「弾いてみて、触ってみて心地よい」それが大きなポイントにもなります。

◎音色
一番大きな部分を占めていると思います。アコギ弦を例に挙げてみますと、フォスファーブロンズ弦はきらびやかな音色がしますし、ブロンズ弦は落ち着いた感じがするように”弾き方によって使い分ける”という方法もあります。




★「あのギタリストと同じ弦を張りたい!」という方のために。

日本国内においては検索は簡単ですが、「海外のギタリスト情報が知りたい!」そんな場合の検索方法として(キーワード一例)

◎what guitar strings does (アーティスト名:英語表記) use

もしくは、

◎what kind of guitar strings does (アーティスト名:英語表記) use

と検索している方が(欧米では)多いようです。



◆超初心者で、わからない方へ◆

硬さでお話しすると・・・

〜エレキギター・アコースティックギターの場合〜

ヘビーゲージ(一番硬い)・・・硬い分、ギターにはかなりの負担(ストレス)がかかります。昔は楽器屋さんにもかなり出回っておりましたが、最近では見かけなくなってきました。いずれにしても使うことはほとんどない種類と言ってもいいかも知れません。

ミディアムゲージ(中くらいの硬さ)・・・こちらも以前は頻繁に見かけましたし、楽器屋さんに置いてある楽器に付随しているものはこちらの種類でした。しかし最近では傾向が変わり、下記のライトの方が一般化してきました。

ライトゲージ(やわらかい感じ)・・・やわらかい感じと言っても、このライトゲージが一般化・定番化してからかなりの年月が経っているため、現代ではあまりやわらかいと思って使っている方も少ないのではないでしょうか。音にもハリがあるので、このゲージを使うプロが多いです。

エクストラライトゲージ(更にやわらかい感じ)・・・速弾きをしたい方や、とにかくテクニック重視だという方に多く見られるのがこちらのゲージ。しかしデメリットもあり、アコギの場合ですと音がシャラシャラしてしまう事があります。

という以上のような区分けになっていますが、一番最初はやはり”ライトゲージ”が一番良いと思います。いきなり一番やわらかいものを使うと、上達が遅くなるからです。
(※ギターの弦の場合は、硬さはもとより”素材や太さ”もかなり重要な要素です。)

エレキギター弦 アコギ弦 ナイロン弦

アーニーボールの場合は”レギュラースリンキー”と言ったように、独特の呼称・種類分けをしています。このブランドは世界の一流ギタリストに使用者が多いことで有名。

あのマーティンギターの出荷時にも張られているもの。現在はかなり安価で入手可能。

こちらはダダリオのノーマル(普通の硬さ)弦。ダダリオのこのタイプの弦は長持ちするという評判でリピーターも多い。


〜クラシックギターなどのナイロン弦の場合〜

エクストラハードテンション・・・一番硬い弦になります。

ハード / ハイテンション・・・やや硬めで音にも張りがあるのが特徴。

レギュラーテンション、
ノーマルテンション、
ミディアムテンション・・・この3種類はメーカーによって異なる呼称です。まったく同じとは限りませんが、普通の硬さと言っていいでしょう。初心者の方はここから始めることをお勧めします。

ライトテンション・・・一番柔らかい弦になります。音に張りもなくなってしまうので、あまりお勧めはできません。

また、ナイロン弦はクラシック用とフラメンコ用といったように、種類も豊富ですので、購入時には店員さんに尋ねるなどして、注意深く確認してみることが大切です。


太さも表記してあるので、覚えておきたいところです。
10(1弦)
13
17
26
36
46(6弦)


←といったような数字があります(一例)。これは”弦の太さ”を意味し、硬さ以上に大事な要素となりますので、自分が利用している弦の太さはメモするか、パッケージをデスクなどに添付するなどして、自分が使用する弦の太さなどを常に把握しておきましょう!

↑上記でゲージの堅さを解説しましたが、堅さで言うなればアコースティックギターもエレキギターも表記同じです。ただ、購入する際にはアコースティックギターならアコースティックギター(フォークギター)専用の弦を、エレキギターならエレキギター専用の弦を間違えずに購入しましょう!

ゲージの種類はこのほかにも、太さがメーカーや種類によって異なってので、その辺も店員さんに聞いてみたりして自分の好みや音色的なニーズを探し当ててゆきましょう!

さあ、つぎのページで具体的な方法をお話していきますね!

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