笛吹利明

日本を代表するアコースティックギタープレイヤー”笛吹利明”

◆偉大なアーティストの影には偉大なるプレイヤーの存在があります。以前より”長渕剛のプロフェッサー的存在”として知られ、その秀逸なギターサウンドから絶大なる支持を得ているギタリスト”笛吹利明”。決して前へ出てくることがないスタイルですが、バランスよくしかも曲のアクセントでファンの心をグッと捉えることができる、数少ない弾き手の一人です。

◆最近では浜田良美氏と共に、強力デュオ”SLOW DOWN”を結成しライブ活動やCDのリリースなども行うなど、アーティストとしても精力的に活動の場を広げている。

◆注目すべきはその優れたギタリストとしての手腕はもとより、アレンジャー＆プロデューサーとしての器の大きさ。私がここでものを言うのも恐れ多いのですが、日本における一流アーティストの楽曲のアレンジメントを辿ると、うなりたくなるような素晴らしい楽曲を紡いでいるのです。それはプレイヤーとしてのバランス感覚と、確かな感性から作り出されるものに違いないと思われます。

ギタリストならではの”オープンチューニングを採用した繊細なサウンド作り”や、”ボトルネックを用いたブルージーかつ聴きやすいアレンジメント”が可能になってくるわけですから、プロを目指すのであれば笛吹氏のプレイを参考にするとかなり音楽的理論も見えてくるのではないでしょうか。

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◆浜田氏の歌声と笛吹氏のギター…心に染みいりますよね。円熟された表現力が胸に迫ってきます。

▼笛吹氏と浜田良美氏のユニットによる作品。


SLOW DOWN...Up...	真夜中の詩

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