おはよう、いらっしゃいませ、ありがとうの語源・意味

尊敬語・丁寧語…感謝を込めた挨拶

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《挨拶の意味とは》

日々私たちが交わしている挨拶には語源や意味があります。

それらを理解することで、コミュニケーション力が一層深まり、接客にも深みが出ます。

言葉（日本語）の持つ力や趣を、今一度確認してみてはいかがでしょう。

《おはよう（ございます）》

辞書で調べると”朝に交わす言葉、挨拶”とあります。

また”お早く”が”おはよう”に転じたものとも記してあります。

意味としても『お早い時間からご苦労様です（大変ですね）』といったような労いの言葉が込められているのがうかがい知れます。

接客時においても、『（朝早くからご来店下さって…という感謝をこめて）おはようございます』としてみてはいかがでしょうか。

《いらっしゃいませ》

まず、『いらっしゃる』という言葉ですが、これは”居る”・”行く”・”来る”を尊敬語にしたものです。

それに”ます”という丁寧な言葉が加わって”いらっしゃいませ”という形になったそうです。

わざわざ足を運んで下さる…お客様には感謝・尊敬の意味を込めた、また歓迎の意を表した『いらっしゃいませ』を発信していきたいですね。

《ありがとう（ございます）》

漢字で書くと”有難う”と書きます。また、辞書で調べると”有り難い、あることが稀である”という意味合いになって来ます。

私たちが用いる時に”感謝の意”を表すように、”当然のことではない意”なのですから、心から発する言葉として使っていきたいものです。

それはプライベートにおいても、仕事においても同様で、”心を込めたありがとう”は人間関係を円滑にします。

《挨拶は、人の方を向いて…》

お店に行くと、従業員（店員）さんが『いらっしゃいませ！』と元気よく発しています。

その光景はどのお店でも同様です。

しかし、『お客様の方へ向いて』している方は意外と少なかったりします。

お花屋さんや、飲食店…普段から作業を要するお店はとくに、作業をしながら挨拶をしてしまうケースが少なくありません。

『どうすればお客様の方を向いてご挨拶ができるのか…』

それが接客をしていく上での、私たちの課題なのかも知れませんね。